特定非営利活動法人DOSHDIK JAPANについて

バングラデシュはこれ迄、最貧国のひとつとされてきました。
実際、日本の4割程度の国土に1億6000万人が暮らしており、人口密度の高さ、道路や下水道などインフラの未整備、自然災害による被害等により健全な経済発展が阻害されてきました。

現在、バングラデシュ政府はIT化や初等・中等公教育の普及などを推進し、外資を積極的に受け入れることで国内経済の活性化に着手し始めていますが、繊維産業が世界の中心として機能していることは顕著な例です。
しかし貧困や格差、子供の初等教育、女性の権利及び雇用に対する差別や障がい者に対する偏見と治療、リハビリ施設の不足など多くの課題を抱えています。

弊社は、日本人、在日バングラデシュ人及びバングラデシュの市民団体が連携して、バングラデシュのすべての子供たちが等しく初等教育を受ける権利を獲得すること、女性や障がい者が能力や特性に応じて社会参加が可能となること、さらに母語等を習得した日本に住むバングラデシュにルーツを有する子どもたちが、地域の多文化共生社会実現の担い手となることを目的としています。

これらの目的を達成するためにバングラデシュ本国の子供たちが初等教育を受ける権利の獲得を支援する事業、女性の自立支援事業、障がい者の医療・リハビリ施設の設立・運営などの事業を行います。
また在日バングラデシュの子供たちに母語教育や母国の文化・伝統の継承の機会を与える事業、地域の多文化共生社会の構築に係る普及・啓発事業などを実施致します。
母国から遠く離れた日本で暮らすバングラデシュ人にとって、母国独特のイベントや行事を日本の地で楽しむことができれば、心の安らぎになります。
また、日本の人々にとっても異なった文化に触れることで、世界と日本が多様化していることを実感できるでしょう。

上述した課題を解決する為、DOSHDIK JAPANを特定非営利活動法人にすることで継続性と財政的安定性を確保したうえで、着実な活動により日本の一般市民、とりわけ在日バングラデシュ人の信頼を得、知名度も高めて参ります。
日本社会の中でバングラデシュ人が非営利活動を立ち上げることで、日本人のバングラデシュ人に対する固定的なイメージを変えることができると信じております。

所在地: 東京都千代田区外神田四丁目5番5号アキバ三滝館5階
代表者氏名: HAQUE MD SANAUL
設立認証年月日: 2021年01月19日

Tel: 03-3255-5861
Fax: 03-3255-5862
Email: sanaul@sadiatec.com